平成27年第2回山口市議会定例会


山口市議会の平成27年第2回定例議会、本会議は6月8日から行われました。私は一般質問で以下の項目について質問しました。

質疑項目

ア 指定管理者制度について
① 導入後10年を経て
一 導入の意義、成果
二 現状の実態
② 現状の課題、問題点
③ 今後の展開

質問内容(ピックアップ)

ア 指定管理者制度について

質問:導入後10年を経て、制度導入の意義・成果を伺う
答弁:制度は公の施設の管理に民間の能力とノウハウを活用することでサービスの向上と経費の縮減を目指すもので管理主体を民間事業者や地域団体に広げることで、新たな雇用の創出や地域活性化等につながるところに導入意義がある。導入当初は経費の縮減に重点を置き、18年度からの5年間で約3億円の財政効果があった。現在はサービスの向上を重点に経費縮減とのバランスを図りながら運用している。

質問:導入実態を伺う。
答弁:導入数は91施設で全体の約20%、そのうち公募施設数は18、非公募は73施設である。

質問:今後の展開を伺う。
答弁:公の施設の管理体制の見直しは全ての施設を対象とし、指定管理者制度検討ワーキンググループで検証し、その結果を受け所管部署で管理運営の在り方を最終検討している。公の施設の管理運営は、設置目的や専門性、地域における枠割り等を考慮して、手法や担い手を適切に選定していく。

*詳細については山口市議会ホームページ会議議事録をご覧ください。

その後の展開

その後、指定管理施設は増加したが、指定管理者制度については、未だに大規模施設を中心に非公募の施設が多く、直営化も含めて管理制度の見直しが必要と考えます。

市議会一般質問の映像及び議事録はホームページにてすべて公開されています。
ご覧になりたい方は、下記のアドレスよりアクセスできます。
○議会インターネット中継
http://cstream.c-able.ne.jp/yamaguchi-gikai/
○議事録
http://www.db-search.com/yamaguchi-c/index.php/