平成29年11月14日(火)~16日(木)の3日間、県央創造維新会にて行政視察に行ってまいりました。そこで得た知見を市民の皆様にも還元すべく、議会向けに提出したレポートを一部改変し、行政視察レポートとして展開いたします。
広域合併により分散化した市域を高齢化社会に対応して再構築するために、富山市の掲げるLRTを中心として公共交通機関を構築・活性化し、その沿線に都市の諸機能を集積させることによる拠点集中型のコンパクトなまちづくりを実現するという考え方は非常に参考になりました。公共交通機関が脆弱な山口市に於いては、特にこの点を早急に改善する必要があると痛感した次第です。
また、この施策の効果としてLRT沿線の地価が上昇し、副産物として、固定資産税が増収していること。また、市職員の職員証や市内大学の学生証に交通系ICカードを導入し、公共交通利用促進に成果を上げていました。
本市でも交通系ICカードを導入するという話がありますが、先進地事例を参考により良いものにしていただきたいと思います。