行政視察レポート~PR推進事業について(宮崎県都城市)

都城市のPR基本戦略は
1.都城市を知ってもらう
2.都城市に関心を持ってもらう
3.都城市を選んでもらう
の非常にシンプルなものである。市の特産物である畜産品(牛肉・豚肉・鶏肉)と売上額日本一の焼酎(霧島酒造)に絞り、PRを行ってきた成果がふるさと納税2年連続日本一であり、その額は昨年度で約75億円。
現在は、その成功を更に広げるためマスメディアを使った戦略と、納税データより行ったマーケティングを活かし、東京圏、福岡県で積極的なPR活動を潤沢な資金を背景に行っているとのことであった。

行政視察レポート~PR推進事業について(宮崎県都城市)

総 評
今回、宮崎県への行政視察において一番感じた事は、地方創生の時代を迎え、各自治体が本気で生き残りを模索しているという点である。同じ宮崎県内でありながら全国的にも評価の高い取り組みが”各々の都市で行われている”事に観光戦略のポテンシャルが如何に高いかを感じた。
次に、マーケティングの重要さである。3市とも市内外特に市外のニーズを的確につかんでおり、市担当の説明の中にも随所にマーケティングの大切さが語られた。この部分は本市の観光戦略において最大の弱点であり今後の課題と言えよう。

行政視察レポート~PR推進事業について(宮崎県都城市)

この度は大変良い先進事例を視察させて頂きました。宮崎県各市ご担当に感謝申し上げるとともに、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。